泌尿器科看護師は患者さんからのセクハラが多い?対応実務について

泌尿器科看護師は患者さんからのセクハラが多い?対応実務について

泌尿器科看護師が行う患者さんに対するケアの仕方とは?プライバシーや羞恥心への配慮の仕方について

 

看護師の働く診療科目の中で、泌尿器科は特殊な診療科目です。

 

実際に私自身も泌尿器科看護師になるまで、泌尿器科がどのような職場で、どんな患者さんが来るのかも全く知りませんでした。

 

いざ働いてみると自分自身が思っていたよりもずっと泌尿器科の診療科目は、とてもデリケートなものでした。

 

ほとんどが男性の患者さんです、

 

年齢は関係なく患者さんは、私たち看護師の目をとても気にされていました。

 

「恥ずかしいから出てくれない?」と直接言われたこともあります。

 

その中で私自身が、仕事中に気をつけて配慮していたことについてお話したいと思います。

 

これから泌尿器科看護師を検討されている方はぜひ参考になさってくださいね。

羞恥心でセクハラ発言をする患者さんが多い

私は泌尿器科以外の診療科目でも働いたことがありますが、内科や外科に比べるとやはり泌尿器科での患者さんからのセクハラ発言が一番多かったですね。

 

おそらく患者さんは検査や処置で陰部を出さなければならないので、その恥ずかしさの裏返しでついついセクハラ発言をしてしまうのだと思います。

 

はじめのころはびっくりして私もムキになって怒ったり無視したりしていましたが、だんだん患者さんの羞恥心の裏返しの発言なのだと納得すると、広い心を持つようになりました(悟りというのでしょうか……。)

 

何かセクハラ発言をされても「ハイハイ、そうですねー」軽くあしらうようになりました。

 

特に私は働き始めたころは20代と若かったので、セクハラ発言に反応してしまうのも面白かったのでしょうね。

 

30代すぎるとだんだんと言われなくなってしまいました……(それはそれでどうなの??)

 

なので新卒の若い看護師さんは、はじめの診療科目が泌尿器科だとちょっと大変かもしれません。特に免疫がないと抵抗があるかもしれないですね。

 

しかしだんだんと慣れてくると思うので、軽くあしらうか、どうしても自分で対応出来ないときにはベテランの看護師や男性のスタッフに代わってもらうのも手ですね。

 

あとは1対1だと患者さんがセクハラ発言を言いやすいので、スタッフが2人以上で検査や処置に入るのも一つの手だと思います。

 

患者さんがなるべく羞恥心を感じないように、掛物やカーテンで配慮する事も忘れないで下さい。くれぐれも「セクハラするから配慮しなくてもいい!」とは思わないようにしてくださいね。

看護師自身が気をつけること

患者さんが必要な検査や処置で、陰部を出さなければならないときに、看護師自身も嫌な顔をしたり恥ずかしがっては、患者さんにその気持ちが伝わって、ますます患者さんの羞恥心が強くなります。

 

疾患を見つけるために必要な検査や処置をするわけですから、堂々とした態度で患者さんに接するようにしてくださいね。

 

あとは笑顔を忘れずに患者さんに接するようにしてください。

 

私自身が検査や処置で気を付けていたことは

 

・必要な物品をすべて準備してから最後に患者さんを呼ぶ
・カーテンや掛物をしてなるべく医師が来るまで露出を最小限にする
・患者さんがリラックスできるように声掛けをする
・寒くないようにエアコンや掛物で調節する
・検査や処置が終わったら患者さんの誘導をはじめに行う
・何事も手早く行う
・衣服の着脱が困難な患者さんにはお手伝いをする

 

これらのことを気を付けていました。

 

経験者からみたら当たり前のことではありますが、慣れていない診療科目だと自分自身にも余裕が持てなくて、ついつい患者さんより自分のことを先にしてしまいがちです。そうではなくて、患者さんのことを優先することで、緊張や羞恥心も最小限にできます。

 

声がけをすることでそこから得られる重要な情報取集も出来ます。

 

特殊な診察内容もある

 

泌尿器科で多い疾患は前立腺肥や前立腺癌、尿管結石、膀胱炎などの病気ですが、あまり知られていなような特殊な診療内容もあります。

 

・真正包茎
・AGA(男性脱毛症)
・ED(勃起不全)
・STD(性行為感染症)
・パイプカット

 

このような特別にデリケートな診療内容もありますので、この内容で来院された患者さんの時には看護師は診察に入らないように、となりの処置室で待機するようにしています。も検査や処置が必要になり医師に呼ばれたときには、診察室に入りますが、基本的な問診や触診、視診の時には入らないように配慮しています。

 

真正包茎やパイプカットは手術が必要になります。その時は看護師も必ず介助につかなければなりません。(手術内容によっては他の病院に紹介するところもあります)

さいごに

患者さんは私たち看護師が思っている以上に、泌尿器科で診察を受けることに対して抵抗があるようです。

 

看護師はその患者さんの気持ちを理解してプライバシーや羞恥心への配慮に努めるようにしてください。

 

患者さんが安心して診察や検査、処置が受けられるように援助していきましょう。

 

⇒泌尿器科看護師っていったいどんなことをするの?業務内容や給与は?

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